部屋の水道の調子が悪くて、音がうるさかったけど疲れきっていたので、まぁまぁ寝れました。8時前起床。昨晩のイライラは若干マシですが、まだなんかモヤモヤしてます。
当初の予定では本日はサンクルー競馬場観戦の予定でしたが、フランスの洗礼にやられて折れそうで外に出るの怖い、、、。
とりあえずコーヒーとパンを頂き、シャワーを浴び、「でもここにいても仕方ないし」と意を決して外出。
トラムーメトロー鉄道を乗り継ぎ、なんか昨日の迷子が嘘の様にスンナリとサンクルー駅に到着。
電車の中でTwitter見ていたら友達から励ましのリプが来ていて嬉しかった。
折れていた心がちょっと修復された。
駅からは徒歩10，15分でこれまたすんなりとサンクルー競馬場到着。
予定よりだいぶ早く着いてしまいました。入場口にもスタッフすらまだいません。場内にスタッフか、お客さんか分からないけど数人いたので、勝手に入場しました（笑）
とりあえず競馬場を見る事に、場内を見るといってもサンクルー競馬場含め後に訪れるフランスの競馬場ってコースは日本と同じく広くて大きいんですが、競馬場にはコース、パドック、主に馬券購入とトイレを利用するスタンド、レストランと最低限の設備しかない印象でした。（別にそれが悪いと言っている訳ではなく！）
なので場内一周も、あまりまじまじと見る所もありません。一通り写真を撮って、ベンチに座って休憩していると、奥のベンチに日本人の方が座っていました。
失礼ながら声をかけさせていただき、少し話しました。
ある競馬関係の職業の方で気さくな方でした！
話の最後に「今日は１Rの小林厩舎の馬が走りますよ」と教えてくれた。
私「そうなんですか、馬券買って応援します。乗り役誰なんですか？」
相手「武豊さんです」
私「マジっすか！１レースの発走時間だけ見てホテル出てきたので来てはるの知らなかったです！」
そんな会話をしてお別れ、レースを待ちます。
お客さんも増えてきて、凱旋門賞ウィークという事もあってか日本の方多かったです。
何気にパドックへ行き、ぼーっとみんなどこで出馬表もらったんやろ？ちょっとメモしたかったんだけど、ホテルにペン忘れてきた！とか考えていたら少し向こうにまた日本の方を見つけました。優しそうな人を見つけ、「ものすごくすいません、少しペンを貸してください。」とお願いしたところ快くペンを貸していただきました。そして、この男性Ｉ氏とは日曜日までお世話になることに(笑)面白い出会いでした！
1レース始まるまでＩ氏と競馬の話で盛り上がり、いよいよ馬がパドックに入って来ました！そしてこのレースに武豊ジョッキー騎乗！フランスで見る神はこれまためちゃくちゃ絵になる男！かっこよすぎました！
もちろん馬券も買います！
少し馬券の説明入れときます。日本で馬券買わない方は難しいかもしれませんが、馬券買った事ある方はなんとなーく買えますし、すぐ慣れます。最初は後ろに現地の方が並んでいたら焦りますけど大丈夫です。
馬券はタッチパネル機でバウチャーで買います。例えば１０€入れて５€馬券買うと5€のおつりの紙が出てきます。そのおつりの紙で次のレースを買います。
馬券は確か重勝式や３連単は１€くらいから買えたような、、、。（日本にいる時もあんまりこの式別買わないので曖昧です）単複、連勝式は１,５€から購入可能。単複、連勝式はどのレースでも売ってますが、レースごとに発売式別が決められていて、３連単の売ってないレース、ワイドの売ってないレースなどがあります、出馬表に発売式別掲載されているので、注意してください。
話は戻りますが１レースは武騎手から応援込みで購入！
絶妙なペースで逃げましたが、ゴール寸前で捕まり惜しくも３着！
フランスで、目の前で武豊騎手が見れて、実はレース終了後、握手までしていただきました！本当に感動しました！(武豊さんめっちゃ優しかったです)正直これだけでもフランス来た甲斐ありました(笑)
その後はＩ氏と真剣に馬券検討したりレース間に余裕があるときは世間話したりで、印象に残った出来事をひとつ。あるレースのパドックへ向かう時、すごくきれいな現地の女性とすれ違いました。Ｉ氏と顔を見合わせて、「今の人、美人でしたねー」と笑ってました、でもどっかで見たことあるなー、、、、と。私は思い出しました「あっ！今のミシェルちゃいます？次乗ってるし」とそうです、日本でもお馴染みのミカエル・ミシェルジョッキーでした！「夏の札幌でみんな騒いでたけど実物見ると納得ですねー」、っていう話をした(笑)
私は本線馬券とミシェル応援複勝、Ｉ氏も買い目にミシェルを入れて馬券を購入。
さてレース発走、最後の直線、最後方から大外一気で追い込み決めた馬が、、、なんとミシェル騎乗の馬が1着でゴール！しかもこれが単勝２０倍の人気薄！
まさか頭まで来るとは、、、複勝的中とはいえ単勝買っていればプラスで終われたやん！
正直ミシェルの馬券は期待せず買ってたんですが、ミシェルさんありがとう。
この日の馬券収支はマイナスでしたが、すごく楽しかったです。
前述した通り日本の方の多さは非常に目をひきました、この日の一般入場者数ざっとみて約３００ー５００人（一般スタンドとパドック見ただけの感じなら２００人程）といったところでしょうか、そのうち５０人は日本人でしたからいかに多いか！(笑)フランスの競馬関係者ならびにファンはビックリした事でしょう(笑)
個人的な感想ですが、こういう小さい競馬場で日本人が多くてもあんまり何も思わない、むしろ肯定的な感想ですが、日曜日の日記に書きますがロンシャンはちょっと、、、、って感じです。
最終レースが終わると夕方。途中までＩ氏と同じ方面だったので一緒に帰り、別れた後はまず一回目のパリ観光へ。
競馬場ーホテルの導線上にあり、金曜の夜は営業時間延長しているということでルーブル美術館に行きました。
あの有名な外観！そして何よりでかい！
セキュリティチェックが終わるとエントランスに案内されます、夜でもお客さん多かったです、でも日中はもっと多いとこの時間帯は狙い目かもしれません。ただデメリットは、なんしかでかいので時間気にしながらだとゆっくり見れない。そりゃそうですよね世界中のほんとに好きな人はルーブルの為だけに何日もパリに滞在するんだから。
生ルーブルまで来て目玉展示物だけ見るのももったいないと思いながらも、順路がこれまたややこしくて目玉にすらたどり着けず。滞在時間２時間で結局ルーブル美術館の２％位しか満喫出来ませんでした。どうにか閉館ギリギリにモナ・リザを拝みルーブルを後にしました。それでもパリに来たら絶対行くべき！また行きたい！とも思いました。
この日の予定は終了。ホテルの部屋に帰ると水道の壊れたところちゃんと直してくれてたのはなんか逆に意外でした。
今日はなんかいい日でした。
周りに場外発売買っている？っぽいお客さん３，４人しかいてません。
